2011年の大地震のあと、家内が猫をどこからか連れてきた。
寝耳に水のできごとであった。
「動物は無理」と、常日頃から話していた。
動物がきらいではないが、負担が大きいと感じていたから。
メリットもデメリットもあるよと。
だが、すでに猫がいる。
もはや、選択の余地はなかった。
しこうして、これまで、猫との同居が続いている。
猫はもちろん可愛い。
猫の本も買って読んだ。
命を預かった以上、そのことは「好き、嫌い」を超えた状況なのだから。
猫を連れてきた家内は、すでに猫に関心を失っている。