2026年1月27日火曜日

公明党はイソップ寓話のコウモリか

  


 立憲民主党と公明党が合体して新党「中道改革連合」(以下「中道」)を結成した。その評価を概観すると、右派・左派双方から批判の嵐に曝されている。右と左のいいとこどりは、必然的に右と左の悪いところを抱えこむ。 

 筆者の見立てでは、中道の主導権は公明党にある。

 その公明党だが、自民党と連立して政権についたのが1999年。2009年〜2012年の野党時代を除き、2025年10月に離脱するまで、約26年間政権与党にあった。こんにちの日本国の衰退を招いたのは、自民・公明政権が続いた26年間という年限に求められる。たとえば、生活者を苦しめている物価高の主因であるアベノミクスは2012年の第二次安倍政権の経済政策であり、政権与党に復帰した公明党は同政策を推進した。また同党は、森友疑惑(2017)、加計学園(2017)、桜を見る会(2019発覚)といった疑惑の解明に動かなかった。森友疑惑では関係する国家公務員が自殺をしている。その安倍晋三が暗殺された旧統一教会問題でも、同党は被害者救済に動かなかった。また、自民党議員の裏金問題についても容認した。

 公明党が昨年10月に自公連立から離脱した理由はよくわからないが、連立政権時代の政策・疑惑について、かつてどう考えていたのか、そしていま、どう考えているのかを明確に有権者に示さなければならない。「連立政権時代の悪政は自民党のせいで、公明党は悪くありません」ではすまない。

 イソップ寓話に「鳥と獣とコウモリ」の話がある〔註〕。獣(自民党)が優勢の時にはコウモリ(公明党)は自分たちは獣だと言い、鳥(立憲民主党)が優勢になると、自分たちは鳥だと言っているようにみえる。獣と鳥が争いをやめた時、コウモリは双方から疎んじられ、暗い洞窟で暮らすことを強いられたというのがこの寓話の結論だ。日本の政局では獣(自民党)と鳥(立憲民主党)が争いをやめることは、しばらくはないだろうから、コウモリを裁くのは有権者ということになる。 

*      * 

 中道が自民・維新から政権を奪い、公明党が前出の自公連立政権時代に起きた疑惑等々の真相解明に動くことが確認できるならば、筆者は中道を支持する。少なくとも、前出の森友問題で自死した国家公務員の弔いになる。〔完〕  


〔註〕昔、地上の動物達は皆仲良しだったが、ある時から獣と鳥に分かれ、どちらが強いかで戦いになった。身体が小さい鳥はいつも劣勢で、その様子を見ていたずる賢い一羽のコウモリは、獣が有利になると獣たちの前に姿を現し、「私は全身に毛が生えているから、獣の仲間です」と言った。そして、鳥が有利になると鳥たちの前に姿を現し、「私は羽があるから、鳥の仲間です」と言った。
その後、鳥と獣が和解し戦争が終結する日がやってくる。しかし幾度もの背信行為を重ね、双方にいい顔をしたコウモリは、「お前のような卑怯者は二度と出てくるな」と皆に嫌われ仲間はずれにされてしまう。居場所のなくなったコウモリは、やがて暗い洞窟の中へ身を潜め、皆が寝静まった夜だけ飛ぶようになった。(Wikipediaより)

2026年1月18日日曜日

最新のアナログ・リマスター盤で聴くザ・バンド『南十字星』

きのう(1月17日)、「最新のアナログ・リマスター盤で聴くザ・バンド『Northen Lights-Soututhrn Cross(邦題:南十字星』」という音楽イベントに行ってきた。 (「アナログ天国/西荻窪)

このイベントは、『ザ・バンド 来たるべきロック』の著者・池上晴之氏が1曲ずつ聴きどころを案内し、われわれ参加者がじっくりと鑑賞するというものだが、くだんのレコード鑑賞会とは一味も二味もちがった。 

会場の「アナログ天国」が擁する ALTEC A7(スピーカー)と真空管アンプを核に構成したオーディオシステムが、マスターテープから新たにアナログ・リマスターされたVinylphyleシリーズの良さを驚異的に再現し、鑑賞者を魅了した。 

池上氏の解説が秀逸で、解説を受けた後に楽曲を聴くと、ザ・バンドの音楽性の高さが確認できる。あたかも、ザ・バンドのメンバーが天国から「アナログ天国」に降臨し、演奏を始めたのかと思うばかりだ。 

池上氏の「ぼんやり音楽を聴くのもいいけれど、じっくり聴くことも大切」という趣旨の言説が印象に残った。 







2026年1月13日火曜日

祝福する喜び


写真と本文は関係ありません
 
 成人の日のきのう、地下鉄駅のエレベーターに乗り込んだわたしのあとから、晴れ着姿の若い女性がひとり、はいってきた。ほかにだれもこなかった。 

 エレベーターの扉が閉まったとき、「成人ですか」とわたし、「はいそうです」と女性、「おめでとうございます、きれいですね」とわたし、「ありがとうございます」と、満面の笑みの彼女。エレベーターの扉が開き、互いに微笑みを交わし無言で別れた。 

 一人になったわたしに説明できない至福感が漂った。祝福される喜びもあるが、祝福する喜びもあるのだと。声をかけてよかったと。 

 いま思えば不思議だ。こういう時代、エレベーターという密室のなか、知らない男から声をかけられれば警戒して当然、わたしはガン無視される可能性もあった。そうなれば不快感だけが残っただろう。 

 振り返れば、エレベーターの扉が閉まったとき、そんなことはまったく思わなかった。「声をかけなさい」と、――そして、一分にもみたない時間をおいて扉が開いたとき、「もう、なにもいうな、これ以上、彼女にかかわるな」と、――神(のようなもの)が私に命じた。

 彼女は美人ではなかったけれど、美しかった。がんばったすこし濃い目の化粧がそれを強調した。なによりも若さが明るい未来を指し示していた。 〔完〕

2026年1月11日日曜日

新春Karaokeはじめ

 2026 新春Karaokeはじめで歌ってきました。







2026年1月3日土曜日

短歌09

 


正月 界隈の散策






2026年1月1日木曜日

HAPPY NEW YEAR 2026