2009年4月4日土曜日

板金屋さんですか

朝、スポーツクラブへ向かう途中、笑顔の老人が近づいてきて、「お宅さんは、板金屋さんですかい」と話しかけられた。うむ、筆者は何度か転職をしたが、板金業に従事したことはない(笑)。

「いいえ」と答えて遠ざかって、桜並木を歩いていると、さっきの老人が自転車で筆者を追い越しつつ、「S通りに住んでいたことは・・・」と尋ねてくるのだが、これも該当しない。よっぽど筆者は「板金屋さん」に似ているのだろうな――と思いながらも、人違いであることは揺るぎようがない。「人違いですか、すいません」てなことで、その老人と筆者は別れた。

うーむ、その老人はだれでもいいから、何かを話したかったのか、桜満開の季節、「一人」が辛かったのか、筆者が暇なときならば、話し相手になってあげてもよかったのかもしれない。それとも、「板金屋さん」に借金を踏み倒されたのかもしれない、などと考えると、複雑な心境になってしまった。

「板金屋さん」というのは、どういう仕事をするのだろうか。