2021年12月31日金曜日

カラオケ納め

 ジェームスさんとカラオケ納め



筋トレ納め

 スポーツクラブは明日で休館だけど、小生はきょうが筋トレ納め。




2021年12月25日土曜日

クリスマス会

 Yさん、KHさん、Wさん、KKさんがクリスマスにあつまってくれました。


2021年12月24日金曜日

ジム友とクリスマス&忘年会

 一年間おせわになったジム友と飲み、語り、食しました。



2021年12月16日木曜日

高輪散策

 台湾式朝ごはんを食べに五反田へ。

食後、散歩ということで高輪方面へ。

高輪ゲートウエイ駅まで歩いて解散。

台湾式朝ごはん(東京豆漿生活)

目黒川

高野山東京別院

高野山東京別院

高輪泉岳寺

大石内蔵助像(高輪泉岳寺)

高輪泉岳寺

忠臣蔵四十七士の墓

幸福の科学

同内部

同上

同上


2021年12月11日土曜日

中国の「民主主義サミット」批判と日本共産党

朝の情報番組が、中国共産党政権がアメリカ主導の「民主主義サミット」を非難する国内向けTV番組キャンペーンを展開している、と報じていた。アメリカの非民主性として、人種差別、銃による暴力、トランプ支持者による議事堂襲撃、富裕層のための政治、コロナ死者数世界一などを挙げているようだ。中国による新疆ウイグル自治区におけるジェノサイド疑惑非難に対しては、アメリカ開拓時代における先住民虐殺はどうなのだ、と反論している。いちいちもっともすぎる反論ではある。

アメリカの「民主主義サミット」は中国共産党のいうとおり、確かに矛盾に満ちた世界規模のプロパガンダだけれど、中国共産党のアメリカ非難も説得力がない。なぜならば、中国そのものが強固な専制国家体制を堅持したままだからだ。

日本共産党に対する不信感の根源

中国共産党によるアメリカ批判と同じようなことが、日本国内でも起きている。日本共産党(以下「日共」という)による日本政府批判だ。日共の批判はもっともなのだが、説得力がない。なぜならば、日共に透明性と党内民主主義が貫徹されていないからだ。

1955年、宮本顕治が最高実力者(野坂参三議長-宮本書記長-不破哲三委員長)の痤について以来、2000年の不破議長-志位和夫委員長体制への移行、2014年の志位委員長-小池晃副委員長体制おいても、その選出にあたっては、選挙を経ていない。しかも、その就任期間が異常に長い。党のトップの交代は党員の意思によるものではなく、密室におけるエリート幹部の合議により決まる。これは旧ソ連や現在の中国と変わらない。党のトップがいかなる手続きによってなされたのかは世間にはもちろん、党員ですらわからないのだ。

理解不能な日共の人事

日共の党首人事を詳しく見てみよう。戦後、1958~1970年まで宮本顕治が書記長、その宮本は1970~1982年まで委員長、1982~1997年まで議長を務めている。宮本が委員長を退任した後を受けて不破哲三が1982~1987年まで委員長を務め、1987~1989年まで副議長を務めている。不破の後を受けた村上弘は1987年に退任し、不破がカムバックして1989~2000年まで委員長を務めたあと、2000~2006年まで議長を務めている。不破のあとを受けた志位が2000年に委員長に就任し現在に至っている。なお、書記長は、宮本退任後は空位、議長も不破が退任した2006年以降は空位である。

日共という組織は、戦後、宮本顕治が書記長、委員長、議長を歴任し、1958~1989年までなんと35年間、党内に睨みを利かせていたのである。不破哲三も同様に、1982~2006年まで24年間、宮本と同じようなポジションを維持した。現在の事実上の党首に当たる志位和夫も委員長就任から20年を超す。同党の綱領・規約を当たってみたが、議長、書記長、委員長の任期についての記載が見当たらない。日共は、戦後、党内権力者が3つのポストを渡り歩くことで長期にわたり党を牛耳ってきた。日共は、党内民主主義という政党としての最低限の要件を満たしているようには思えない。

政党トップの選出方法は籤引きが最良

政治組織のリーダーの任期は短ければ短いほどいい。その選出方法について、柄谷行人は複数の候補者を選挙で選び、その中から籤引きでリーダーが選ぶ方法が望ましいといっている。日共の党首選定過程が国民=有権者にガラス張りで示され、さらに籤引きを採用したとき、同党は信頼するにたる政党だと初めていえる。

Autumn Colours

 Hongo-Dori,Tokyo



2021年12月10日金曜日

労働者に敵対する芳野友子連合会長

芳野友子・新連合会長が、日本共産党排除の発言を頻発している。発言することはけっこうなことだけれど、その理由・根拠が不明なままだ。説明しているにもかかわらず、報道されていないのかもしれない。ならば、メディアの報道姿勢の問題かもしれないが、とにかく、国民には届いていない。

連合が日共を排除する理由はなにか

連合が日共を排除するのは、①労農派↔講座派の対立まで遡るのか、それとも、②反共を任じて総評に反旗を翻した同盟のDNAを引き摺るためか。いやいや、③大企業の利益擁護を第一として、全労働者の抵抗・団結を阻害する自公補完集団である故なのか。③だとするならば、立民・共産の共闘は自公政権にとってプラスではないから、日共排除は連合の一丁目一番地の「政策」に違いない。立民に圧力をかけて、「おまえら余計なことしないで、おとなしくしとれ」ということになる。

立民議員が恐れているのは、連合の支援なしで落選してしまうこと。立民議員が気楽な野党業の職を失えば、莫大な議員報酬を失うしテレビにも出られなくなる。いわば野良犬である。立民が連合のいいなりで、飼い犬みたいな存在だとすれば、健全な野党とは言えない。

芳野友子は反共・旧同盟系労組出身

芳野友子の出身母体は全金労だ。同労組は六産別の一つで、反共・労使協調路線を掲げたナショナルセンターである旧同盟を構成した労働組合の一つ。そこから成り上がったのなら、筋金入りの反共主義者かもしれない。

旧同盟の労働者観は階級としてのプロレタリアを否定し、会社という家族のなか、社長(経営者)は親、使用人(労働者)は子という戦前の労使観で貫かれている。この労使構造は日本帝国における、天皇が親で臣民は赤子(せきし)という国家像を企業像に置き換えたにすぎない。

立憲左派排除、新民主党結党を指示か

芳野友子が描く日本の政治の構図としては、立憲内左派を排除して立憲右派・中間派と国民を合併させて「新民主党」とし、野党共闘を白紙にして、日本共産党、れいわ新選組を排除し、「新民主党」と維新を協調関係にもっていき、小選挙区で自公が安定的に勝ち続ける政治状況をつくり上げること。ちょっと前の「女帝の党」の再現だろう。なお、連合の支援で「新民主党」議員の議席はこれまでどおり確保される。

維新と連携して大政翼賛体制へまっしぐら

このような政治状況は、言うまでもなく、治安維持法なき大政翼賛体制であり、労使関係においては、労働三法を改正なしで骨抜きにする労働運動の全否定だ。芳野友子は労働者のストライキを自主規制させ、時間外手当等の賃金削減を労働者に弾圧なしで容認させ、非正規労働者を増やして景気次第で自由にクビにする強権的労使関係を合法的に推進する、いわば、「円満」な労使関係を経団連等に差し出すつもりだ。いや、もうすでに差し出していて、さらに強化するつもりかもしれない。その見返りは、連合に加盟している労働者を「勝ち組」として経営者様に守っていただくこと。

そして芳野友子は、政府の「新しい資本主義」のメンバーに名を連ねた。労働者を資本の側に売り渡すためでなくてなんであろう。おそろしいデストピアが、すぐそこまできているような気がする。

2021年12月3日金曜日

消えたDH論争 日本シリーズ覇者はヤクルト


 2021NPB(日本プロ野球)日本シリーズはヤクルトが4勝2敗でオリックスを撃破し、日本一に輝いた。昨年、一昨年の日本シリーズは読売巨人がソフトバンクに2年連続で1勝もできずに敗退したことに比べ、今年の6試合はともに接戦で、中身の濃い試合ばかりだった。シリーズの詳細はメディア等で報じられた後なのでここでは書かない。注目すべきは、昨年議論されたDH論争が影を潜めたことだ。9人制のセ・リーグの覇者ヤクルトがDH制を採用するオリックスに勝ったのだから、昨年のDH論争の虚しさが確認されたようなものだ。

昨年、DH論争が沸き上がったのは、読売巨人が2年連続でソフトバンクに負たからだ。そしてその責任追及から逃れるため、敗軍の将・原があたかもDH制度がないから自軍が負けたかのようにメディアを誘導したからだ。こんな簡単な偽りのロジックに乗っかったスポーツメディアのあほさ加減についてはここでは書かない。筆者はMLBのア・リーグとナ・リーグのワールドシリーズの勝敗データを挙げて拙Blogで反論したのだが、メディアでは原の誘導に乗せられて、まじめにセ・リーグでもDH制採用をと声高に叫んでいたことを覚えている。

では、なぜ、読売巨人がソフトバンクに2年連続0勝4敗で撃破されたのか――その答えは簡単で、当時のソフトバンクが読売巨人より断然強かったからだ。ソフトバンクの強さの秘密はDH制度ではなく、優秀な選手がそれぞれ、実力の頂点に差し掛かる時期だったからだ。千賀、和田、竹田、モイネロ、森、石川、甲斐、松田、周東、今宮、柳田、中村、グラシアル、デスパイネ、牧原、・・・2021シーズンではソフトバンクの選手のうち何人かが故障し、同じく衰退期にさしかかり、Bクラスに沈んだ。そうそう連覇はできない。昭和の時代の読売巨人の9連覇はドラフトなしで、しかも他球団が球団経営に熱心でない時代だったから可能だった。それだけの話。

セ・リーグが9人制、パ・リーグが10人(DH)制の変則ルールの野球は奇妙なスポーツだ。サッカーもコロナ禍、交代要員が従来の3人から5人に変更されたり、延長戦に限り4人になったりの変更はあるが、少なくとも世界大会では統一のルールの下で運営されている。野球の世界大会ではDH制が一般的で、管見のかぎりだが、9人制が採用された国際大会はないはずだ。時代はDH制に傾いているのだから、NPBもいまさらMLBの真似をしないで、DH制に統一したほうがいいと筆者は思う。もっとも、投手が打席に入る9人制はそれなりの面白さがある、という野球通がいることは確か。筆者はその差異を楽しむほどの野球ファンではないので、このままでもかまわないし統一でも構わない、というのが本音である。