2009年6月4日木曜日

昨晩、仙台出張から、

帰りました。連休のイラン観光をはさみ、福岡、広島、仙台と、日本の大都市3つを訪問しました。そこで改めて感じたのは、日本の「国力」です。イランに限らず、ヨーロッパの大都市と比べても、日本の大都市は活力があり、よく整備されています。米国は、10年ほど訪れていないので、比較対象から外しますが。

とりわけ、物販のパワーは他国を圧倒しています。こんなにもモノがあふれている国は、おそらく少ないというよりも、存在しないのではないでしょうか。そのことの象徴が、コンビ二です。便利このうえない存在です。コンビニが都市型インフラとして、日本人の生活を支えているといって言い過ぎではありません。

さて、反面、日本の都市に味わいがないことも実感します。人が住むこと、暮らすことにおいて、詩情を醸し出す源泉――路地や裏町や旧市街のもつ魅力が、日本の都市から失われています。

近代日本(人)の都市観では、古いことが汚いことの代名詞になってしまいました。