ナポリの下町
昨日、イタリアから帰国しました。
今回の最大の「収穫」の一つは、ナポリです。
ナポリというと、「ナポリを見てから死ね」というフレーズが浮かびます。
南イタリアの港町、カンツォーネが流れ、海の食材に恵まれた、風光明媚な都市だと。
さてさて、そんなナポリはどこにあるのでしょうか。
街中ゴミだらけ、路上では偽ブランド品を売るアフリカ系の人々、中央駅近くのガルバルディ広場では、闇の携帯電話等を売りさばく、怪しげな男たちが道行く人々に声をかけてまわります。
狭い路地をバイク、車が歩行者すれすれで走りぬける、車は信号無視で走りまわる、補修もされずに、廃屋のようにうち捨てられた落書きだらけの教会、聖堂・・・
朽ちた建物の石材が路上に落下するため、ロープがはられ、警察官が非常線をはる騒ぎにも遭遇しました。
下町の狭い路地に建てられた古い住宅は、暗く、人が住めるのかと思うくらいのものも少なくありません。
そんなカオスのような都市がナポリなのでしょうか。
もちろん、サンタルチア地区は高級住宅街があり、高級ブランドの店が集積したガレリアもあります。
けっきょく、そんなナポリがとても魅力的でした。
詳しい旅行記は、別のブログで近々公開の予定です。