2010年8月22日日曜日

バクーあるいはアゼルバイジャンについて

観光したコーカサス地方3カ国のうち、アゼルバイジャンだけがイスラム教国。言語もトルコ語に近い。1991年に旧ソ連から独立したものの、アルメニアとは国境を巡って、いまなお、紛争を抱えている。 ご存知のとおり、20世紀初頭、トルコがアルメニア人を大量虐殺したとされ、トルコに近いアゼルバイジャンとアルメニアは犬猿の仲だ。 アゼルバイジャンは産油国だけあって、観光客の目から見ると、いかにも景気がよさそう。市内のいたるところに建設中の巨大ビルがあり、完成している建物も、みなピカピカ。商業施設等は、どちらかというと、ヨーロッパ風のデザイン。主な建物はみな、夜間、ライトアップされている。